4月になり、桜をはじめ様々な花々が咲き誇る季節になりました。ライフホーム城山から対岸(大島キャンプ場)の桜がよく見えて、風景画のようにとても綺麗です。私は、この時期には毎朝早く起きて、大島河原の綺麗な桜を見ながら散歩することを楽しんでいます。見上げれば満開の桜が空を覆いつくし、真っ白になった花のプラネタリュームの中にいると本格的な春の到来を実感することができます。そして、自分が生きている事、この世に存在している事への感謝の心で一杯になります。
私は、日清食品創業者の安藤百福氏とその妻をモデルにした物語のNHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」を欠かさず見ていた。
主人公の萬平さんとそれを支える妻・福子から学ぶことが多い。主人公の萬平さんは、製品開発に何度失敗しても決して諦めないし、妥協しない。成功するまで何度も繰り返す。「世のため人のため」という理念に全くぶれがない。
萬平さんは発明家ではあるが、決して有能な経営者ではない。しかし、萬平さんのように志が明確な会社には、志を持った経営者がおり、その経営者の元には同じ夢や志を持った仲間や社員が集まり、会社が成長し続ける組織になるのだろうと思う。
私は施設長として法人の経営に携わっているが、萬平さんを見ていると、経営者として未熟であることを痛感させられてしまう。計画した事業が自分の思い通りにならないことが続いたり、稼働率が悪かったりすると自分の力不足に悩むことが度々ある。
萬平さんの口癖である「かならず解決策は見つかる、ぜったい諦めるな」はすごく共感する。過去の出来事や失敗をくよくよ心配して何もしないのでは成功は望めない。私たちの法人は、地域から信頼される施設経営・運営のためにどうすればよいのか、事業の方向性を再確認しなくてはならないと自省させられる。萬平さんを見習って、しっかりした信念を持って成功する可能性がある限りは新しいことに挑戦していきたい。
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