8月2日に梅雨明けが発表されてから今年も猛暑の夏が続いている。気温が40度に迫る日が各地で続き、熱中症とみられる症状で病院に運ばれる人が相次いでいる。連日の熱帯夜でエアコンをつけていないと眠れない日が多い。快適な睡眠がとれないので、睡眠不足になり疲労やだるさを感じ、昼間の活動にも影響を及ぼしている。
この暑さは人だけでなく、植物にも影響が出たようで庭木が「葉焼け」という状態になってしまった。やはり水不足が原因だったのか、多めの水を与えたら元気になってきたので、とりあえず一安心した。植物も暑くて水の少ない夏を乗り切るために、一生懸命頑張っていることが伝わってきた。
夏になると、子供のころや学生時代に遊んだことを思い出す。山梨の桂川がホームグランドであった私にとっては、泳ぎも素潜りも得意だった。水中眼鏡を使って天然のアユやヤマメをモリつきでゲットしていた。学生時代には、毎年出かけた式根島で、民宿の家族と一緒に食事をしたりするほど打ち解け、漁師船で沖まで出て水上スキーの初体験をさせてもらったりもした。思い出せばきりがないくらい楽しい思い出がある。
先日、学生時代の友人から突然電話をもらった。お互いに自分の近況について色々と話をした。気心の知れた友人なので、当時は酒を飲んだり、ギターを弾いてビートルズを歌ったり、くだらない話をして大笑いしたりして楽しんだものである。ビジネス上で付き合う人とは違い、気の合う楽しい友達は素の自分をさらけ出せる貴重な存在である。
久しぶりに懐かしい声を聴いて、スッキリした気持ちになって改めて思ったことは、人は、自分を理解してくれる人や自分のことを好きで、ありのままの自分を受け入れてくれる人と一緒にいるときが、一番楽しさや幸せを感じるのではないかということである。
その友人とは、コロナウイルス感染症が落ち着いたら酒を酌み交わす約束をして電話を切った。いつの日か会えるのを楽しみにしている。
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