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平成から令和へと新しい時代に向けて

大型連休中は特に遠出もせず、家でくつろいでいる。ここ10年間は、何かあった際にはすぐに連絡がとれるようにしている。毎年このシーズンになると欠かさずたけのこ掘りをして、採れたものは友人や親戚、日頃お世話になっている方へ配っている。崖のような所にある竹藪なので掘るのが大変である。収穫にもコツがいる。義父は的確な一撃で見事に掘り起こしていた。義父から収穫のコツを教わり根の向きに合わせて鍬を入れることを教わったが、私はまだ、その域まで達していないので、時々おいしいところをつぶしてしまうことがある。日陰で育った掘りたての「たけのこ」は、香りが良く、やわらかく美味しい。竹林の斜面をあちこちと上ったり下ったりしながら結構体力を使うので疲れるが、程よい運動になっている。

社会は、急速に高齢化が進み、介護を必要とする高齢者の増加に伴い、家族だけで介護を支えることは困難な状況になってきた。「介護保険制度」は、こうした状況を背景に、介護を必要とする状態になっても安心して生活が送れるよう、介護を社会全体で支えることを目的として、平成12年4月からスタートした。平成は、高齢化対策への模索が続いた時代であった。

いよいよ平成から令和へと新しい時代が始まる。団塊の世代が後期高齢者となる「2025年問題」も迫ってきた。相模原市においても有料老人ホームや特別養護老人ホーム等の建設ラッシュの裏で、特別養護老人ホームに空きがあることも明らかになっている。多くの施設が経営の危機に直面しているといっても過言ではない。

新たな時代へのスタートに当たって、地域の皆様からライフホーム城山を利用したいと思っていただけるように、入所者と介護する側が家族のようなつながりのある施設を目指して、職員がそれぞれの力を発揮して、職員の手によって創り出してほしい。

ライフホーム城山

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