7月に入りいよいよ本格的な夏を迎えようとしている。私は、芝の成長期である7月、8月には週に一度は芝刈りをしている。女房が子どもの成長には芝生がいいと言うので、その気にさせられ、手入れを始めてからもう30年が経つ。夏の暑い時期の草取りや芝刈り、水やりはなかなか大変であるが、緑の芝生は心を癒やしてくれる。孫やアール(犬)の遊び場にもなっている。手を掛ければ掛けるほど芝生も家族も応えてくれるので、まだまだこの頑張りを続けていこうと思っている。
先日、面談した職員が「介護を行う側がどんなに手際よく介護を行っても、ご利用者が不快に思っておられたら優しい介護にはならない」と話をしてくれた。また、「日々の業務を通して『ここはもっとよくできたのでは?』『ここはもっとこうしたい』という反省や振り返りを大切にしながら楽しく仕事をさせて頂いている」とも話していた。さらに、「私は、まだまだ未熟で先輩方には指導をして頂く立場なので、もっと経験と知識を深め、ご利用者に頼りにして頂ける介護をしたい」と謙遜しながら語っていたのが好印象であり、もっとゆっくり丁寧にお世話してあげたいという思いが伝わってきた。この職員のように向上心のある人と話していると楽しくなり、自分自身がわくわくしてくる。
当法人の理念である高齢者の尊厳を大切にし、相手の身になって考え、相手の方に喜んで頂くことを、心に留めて仕事に当たって頂いている職員の温かい対応と配慮に心から感謝したいと思った。そして、次のステップとして、向上心を持って現状打破にむけた行動を実践に移してもらいたいと思った。
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