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ボランティア活動の尾畠春夫さん

8月4日の納涼祭には、大勢の方にお集まりいただきまして、ありがとうございました。今年は、記録的な猛暑が続く中での開催ということで心配をしていましたが、無事に終わり、たくさんの笑顔が見られた夏の楽しいひとときとなりました。夏祭りの雰囲気を楽しんで頂けるよう職員一体となって、何ヶ月も前から会議や準備をして頑張ってきましたが、当日はその成果も実り、とても喜んでいました。来年も今年以上の納涼祭を開催できるよう頑張っていきたいと思います。
山口県周防大島町で、行方不明になっていた藤本理稀ちゃんが、3日ぶりに不明になった場所の近くの山中で無事に見つかりました。
理稀ちゃんは病院に搬送されましたが、けがもなく、健康状態に問題はないということでした。私にも一歳四ヶ月の孫がいるので,親御さんがどれ程心配だったかを考えたらとても他人事とは思えず、心配していましたが見つかって本当に良かったです。発見したのは、捜査のボランティアに来ていた大分県の尾畠春夫さんでした。最初は出たがり屋のおじさんかと思いましたが、マスコミのインタビューで、理稀ちゃんを発見したときには「警察官や大臣であっても渡さず、お母さんに渡すんだ」という強い思いを語っていました。話し方も歩き方も堂々としていて78歳とは思えない純粋な無償ボランティア活動をしている元気な方でした。私はこの人の言葉や表情,態度から責任感の強さ、何事にも意欲的に取り組む必死さ、決意、強い意志を持って実行することの尊さ等人間の生き様を感じました。
尾畠さんは,今回だけでなくこれまでにも日本で起きた色々な災害の度に,ボランティアをしているそうで、「人の役に立ちたい、今までお世話になった人たちにお返しをしたい」という気持ちで活動しているそうです。更に、尾畠さんはボランティアをする中で「人の世話にならない、自分のことは自分で」という徹底した気持ちで続けています。今は,自分のことしか考えない人が増えている中で、人のために体を動かす尾畠さんを本当に素晴らしいと思います。
私は、現在ライフホーム城山の施設長、そして今年から小倉西村地区の地区長として新たに責任ある仕事を任されることになりました。自分にできることをしっかり行って、地域貢献活動に取り組んでいきたいと思います。

ライフホーム城山

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