4月22日の日曜日の朝、広島カープの赤松真人選手のNHKドキュメント「がんから1軍へ」を見た。2016年のリーグ優勝から1ヶ月後の人間ドッグで胃がんが見つかり、そして2017年には胃を半分切除するという手術を受けている。現在は、一軍復帰のためにリハビリやトレーニングを続けている様子を取り上げていた。
4月には2軍公式戦で赤松選手が代走として登場。代走「赤松」がコールされるとスタンドからは「赤松」の大歓声。ゲームは引き分けに終わったが、赤松選手の本格復帰を待ち望むファンのコールがスタジアムに響いていた。テレビを通してではあるが、振り絞るような熱い応援を耳にして、多くのファンからとても愛されている選手であることが伝わってきた。今、思い出しても「赤松~」「赤松~」という大声援とグランドに走って行く姿に心を強く動かされ、目頭が熱くなってくる。
人は一生懸命な姿に感情を揺さぶられ、その人を応援したくなるものである。私は、目標に向かってチャレンジし続ける姿、不器用でも最後まで諦めない姿、思い悩みながらもこつこつと努力する姿、どれも大好きである。 私が一生懸命頑張る人のことを応援したくなるのは、その姿が前向きに生きていこうとする人生のモチベーションを上げてくれるからである。このドキュメンタリーは心揺さぶられるとてもいい番組であり、赤松選手には一日でも早く一軍で活躍してほしいと願っている。
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