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「この施設でよかった」と思ってもらえるように

今日もライフホーム城山の裏側を流れる相模川では、太公望の皆さんが鮎釣りを楽しんでいる。相模川は神奈川県では有数の鮎釣りの名所として知られているようで、毎年多くの釣り人で賑わっている。先日、アールと散歩がてら相模川に行ってきた。私は釣りをしないが、散歩する度に釣り人たちに興味津々となる。見ているだけで自分が川に入り釣りをしている気持ちになるから不思議である。

私は、年に2~3回は家族や夫婦で旅行する。一泊二日で出かけることがほとんどだが、温泉に入ったりしてのんびりリフレッシュができる。私は宿のスタッフによるおもてなしと料理が、そのホテルや旅館の良し悪しを決める要因だと思っている。働いているスタッフの心のこもった感じの良い接客の仕方に感心してしまうこともある。娘家族と旅行に出かけた時には、事前に幼い孫連れであることを連絡したら、ベビーベッドの用意がしてあったり、食事時には、少し高さのある座椅子を旅館からの申し出で用意していただいたりし、旅館の心遣いを感じた。義父母と旅行した時には、義父母が利用しやすいように和室にベッドを用意していただき、介護の必要な高齢者にもやさしく、スタッフの丁寧な心配りにありがたみを感じた。

宿泊した宿で、スタッフの笑顔や丁寧な対応が心に残れば、帰るときには「また来ます」と言いたくなるだろうし、何か不愉快なことがあったときには「二度と来ない」と感じてしまうだろう。

ライフホーム城山で生活する入所者の皆様は、この施設で介護サービスを受けながら、ずっとここで暮らす方々である。限られた予算や職員体制の中で、ホテルのような快適さやおもてなしを提供することは難しいことではあるが、職員一人一人が入所者に対して笑顔で接し、その人の気持ちに一生懸命応えようと努力すれば、その方とのより良い関係が築けるのではないだろうか。利用者や入所者の皆様に、この施設でよかったと思っていただけるような施設を目指したい。

ライフホーム城山

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